【2022年】全日本弦楽コンクールとは、概要やエントリー方法をまとめてみた

【2021年】全日本弦楽コンクールとは、概要やエントリー方法をまとめてみた コンクール/オーディション

2021年に新たにオンライン審査を取り入れた全日本弦楽コンクールについてまとめてみました!

この記事では、全日本弦楽コンクールとは何か、概要やエントリー方法、参加料についてを書いていきます

筆者がすごく興味をもったオンライン審査のコンクールとはいかなるものなのか、その実態を深掘りしていきます!

全日本弦楽コンクールとは

まず全日本弦楽コンクールとは一体何なのか簡単に見ていきましょう。

主催は一般社団法人 日本音楽協会となっており、運営は株式会社huhuが行なっております。

また概要目的としては下記のようになっております。

幼児から一般参加まで7つの対象からなる部門。優れた音楽的才能を発掘・育成し、より一層の切磋琢磨を奨励するとともに音楽を愛する一人でも多くの方にスポットをあてることで、音楽文化の発展を目指しています。また、公平性・透明性を追求し、オンライン×ホールでの動画審査という新しい審査方法を採用した全国規模の弦楽コンクールです。(公式サイト引用)

公式サイトからの引用では年齢性別問わず、優れた音楽的才能を発掘育成することを目的としているようです。

また昨今の感染病流行に伴い需要が高まってきたオンラインによる審査により、日本全国どこにいても公平に審査できることが特徴。

オンラインxホールという新しい審査方法を採用した、全国規模の弦楽コンクール!【全日本弦楽コンクール】

全日本弦楽コンクールの趣旨

上にも簡単に記載しましたが、大きくまとめると趣旨は4つに分かれます。

(公式サイト引用)

  1. 弦楽学習者および弦楽指導者の学習・研究の一つの目標となること。
  2. 音楽文化の全国的な普及。
  3. 優れた音楽的才能の発掘・育成。
  4. 音楽コンクールの可能性への追求。

全日本弦楽コンクールの特徴

全日本弦楽コンクールは、「公平性・透明性の確保」を大きな特徴として掲げています。

(公式サイト引用)

  1. 審査員は、日本全国の優秀な演奏者・指導者より選抜し年齢や地域に偏りが無いように配慮します。
  2. 本選審査に際しては、1名の演奏に対し8名の審査員が10点満点で採点し、最高点と最低点をカットした上で平均点順にて得点・順位を決定。偏りを極限まで無くすように配慮します。
  3. 演奏番号による審査の偏りを無くし、何度でも演奏を確認する事ができるよう配慮します。
  4. 本選については、全ての方が演奏内容と審査結果を照らし合わせる事が出来るように、演奏映像と審査結果をwebサイトにて公開します。

2021年度 全日本弦楽コンクールの大会日程

続いて全日本弦楽コンクールの2021年度の大会日程がどうなっているのかみていきましょう。

予選から本大会までは2021/07/01 〜 2021/11/30の期間で執り行われます。

日本全国から海外までオンラインならではの幅広い地域で開催されています。

下記表で大会日程の一覧を記載します。



2021年度 全日本弦楽コンクールの部門と料金について

下記表にあるものは、2021/04/02 時点で資格を有している人になります。

出場希望の方は出場部門にお気をつけください!

部門料金:予選 / 本選持ち時間
幼児部門7,700円(税込)11,000円(税込)2分
小学生低学年部門
(小学1~3年生)
8,800円(税込)12,100円(税込)3分
小学生高学年部門
(小学4~6年生)
9,900円(税込)14,300円(税込)5分
中学生部門11,000円(税込)15,400円(税込)6分
高校生部門12,100円(税込)16,500円(税込)8分
大学生・院生・一般部門13,200円(税込)17,600円(税込)10分
アマチュア部門
※18歳以上で音楽大学に在籍または卒業していないこと。
9,900円(税込)15,400円(税込)5分



2021年度 全日本弦楽コンクールの演奏曲目について

曲については自由となっていますが、クラシックに限った話のようです。

本選と予選で同じ曲でいいというのも1曲だけ頑張るという選択肢も取れるので初めてのコンクールの方でも安心して参加できますね!

詳しい内容は下記引用にてご確認ください。

(公式サイト引用)

  1. 予選、本選、いずれも自由曲。
  2. クラッシック音楽以外の曲、楽譜が出版されていない曲、自作曲、複数の楽譜を組み合わせる等は不可とします。
  3. 予選・本選は同じ曲(楽章)を演奏してもかまいません。
  4. 短い1曲のみの演奏や、短い曲を2曲~3曲組み合わせる事もできます。(本選はエントリー後の曲変更はできません)
  5. 複数の楽章を組み合わせる事や、組曲、変奏曲を抜粋することもできます。申し込み時に抜粋や省略などの記載がなくても、審査に影響はありません。ただし、楽章が未記入の場合は第一楽章からの演奏となります。
  6. 自由曲制のため、見本になる曲目一覧はありません。得意な曲、好きな曲などを自由に選択してください。



2021年度 全日本弦楽コンクールの審査方法について

まず審査方法は予選と本選によって異なるようです。

予選の審査方法

  • 自身で動画を撮影して提出する方法(YouTubeなど動画投稿サイトにアップロードが必要)
  • 運営委員会が用意したホールで演奏して、運営委員が動画を撮影する(アップロード不要)

本選の審査方法

  • 運営委員会が用意したホールで演奏したのち、本選の動画を審査員が審査します。

本選の審査結果は、ホール演奏から約10日後にサイト上にて発表されます。



2021年度 全日本弦楽コンクールの審査基準について

カテゴリ配点項目
表現力5.0響きの美しさ、拍節感、自発性など
音楽の構成力3.5メロディと伴奏のバランス、デュナーミク、テンポなど
演奏の正確性1.0暗譜の精度、音程など
曲の難易度0.5各級相応の選曲

審査基準は上記の通りとなっており、あらかじめ審査基準が提示されているのも公平性が保たれていますね。

筆者はバイオリンなどはやったことはありませんが、自身が師事する先生などに客観的に点数をつけてもらい対策するのもいいかもしれません。



まとめ

全日本弦楽コンクールについていろいろみてきました。

日本全国、はたまた海外でもどこでも審査できるのは非常に魅力的ですね。

地方の方では地区大会はあれど、全国開催の主催地になることは少ないのでこういったオンラインでの開催は非常にありがたいです。

是非力試しの意味も込めて参加してみてはいかがでしょうか。

新しい発見がきっと見つかるはずです!

もし動画投稿する方法が分からなくて、会場までは遠いよって方は問い合わせフォームよりご依頼いただけたら、無料でアップさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください!



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