【2022年】音楽教室スタッフが語るオンラインレッスンの実態とは?

【2021年】 音楽教室スタッフが語るオンラインレッスンの実態とは? 教室紹介

昨今のコロナ禍で、一気に『オンライン』や『リモート』という言葉が生活の中に急増しました。
『オンライン面接』『オンライン飲み会』『リモートワーク』などなど…
それは音楽教室にとっても同様で、『オンラインレッスン』なるものが盛んに行われるようになりました。

今回はその『オンラインレッスン』の実態について解説していきたいと思います!

オンラインレッスンとは

まずは、そもそも『オンラインレッスン』とはどういったものかをお伝えできたらと思います。

音楽教室に限らず、何か教室に通うとなった場合は
通常『実際にその場所に行く』のが普通です。

『オンラインレッスン』とはその名の通り
『オンライン』つまり『インターネット』を使用して
『実際にその場所に行かなくても』レッスンができるというものです。

つまり家にいながらでもレッスンができるわけですね。
とても便利。

特に最近では、『リモートになって時間ができて、何かやりたいけど感染も怖い』
といった方にも人気です。

オンラインレッスンのやり方

それでは、実際にどのような形でオンラインレッスンが行われていくのかを解説していきます。

ビデオ通話アプリの使用

基本的にはいわゆる『ビデオ通話』ができるアプリが使用されます。
主に使われるアプリとしては、

・ZOOM
・skype

あたりが多いです。

その他にビデオ通話アプリとしては、

・FaceTime

などもありますが、こちらは、先述の2つにくらべ画質などはいいのですが、iPhoneなどApple系の端末に限られるということもあってか、筆者の知る範囲では利用しているスクールはありません。

レッスン時の接続方法

先程ご紹介したアプリを使用して先生と通話をするわけですが、
その接続の方法にも種類がありますので、
そちらについて解説していきます。

①『自宅』と『スクール』

これは、まさに皆さんが想像している『オンラインレッスン』のイメージではないでしょうか?
筆者の働くスクールでも、実際にもこのスタイルが一番メインです。

しかし、これだけではなく実はもう一つあります。

②『スタジオ』と『スタジオ』

これは、スクール内のスタジオ同士で生徒と先生をオンラインで接続する方法になります。

受講生は実際にスクールに足を運ぶ形になるため
『それではリモートの意味がないのでは?』
と思われるかもしれませんが、

レッスン時には、1人づつスタジオに入っているため、基本的には他者との
『濃厚接触』は避けられます。
そして、このスタイルの一番の利点は、
『思い切り声(音)が出せる』
という点です。

自宅からのリモートだと、どうしても家族や近所の目が気になって
『思い切り歌う(演奏)ができない』
という方も多くいらっしゃいます。

そういった方に、この『スタジオ』と『スタジオ』スタイルはおすすめです。

しかし、実際にスクールまでの『移動』は発生しますので、
街に出るのが怖いという方には難しいかもしれません。

また、オンラインレッスンの際に使用するスタジオのレンタル料金については、
音楽教室によって違いはあるかと思いますが、
例として、ヴォーカルスクールのVOATさんでは無料で提供しています。

対面のレッスンとの違い

対面レッスンとの違いについて解説していきます。

ネット環境に影響される

オンラインでやる都合上、どうしても電波状況の影響は受けます。
先生も生徒もノリにノッて熱く語り合っている時に突然のフリーズ。
なんてこともありえます。

そうなると、せっかく爆上がりしていたモチベーションが削がれてしまいますよね。
そうならないためにも極力ネット環境は整備したほうが良いでしょう。

タイムラグがある

対面レッスンとの違いの中で一番大きな違いはこちらの『タイムラグ』です。
インターネット経由でレッスンを行う都合上、どうしてもタイムラグが発生してしまいます。

そのため、どうしても対面レッスンとは少しやり方を変更しないといけない部分はでてきます。
例えば、ヴォーカルのレッスンを例に取ると、
対面のレッスンの場合、先生がピアノで伴奏を弾いて発声のトレーニングをするシーンが
よくあります。

これが、オンラインの場合タイムラグがあるため、先生のピアノに合わせることができないのです。

まず先生のピアノが生徒さんに届くまでにラグが発生し、仮に完璧に生徒さんが先生のピアノに合わせて歌えたとしても、
その生徒さんの声が先生に届くまでにもまたラグが発生するので、生徒さんができたかできないかの判断ができないのです。

このように、オンラインによる『タイムラグ』はレッスンをする上で不都合が生じることがあります。

生と画面

これはどういうことかというと、
オンラインの場合、当然ですが、画面越しにレッスンすることになります。

そうすると、先生が伝えたいことが、100%は伝わりづらいということが起こります。
なぜか、先生の姿は見えているので何も問題なさそうですが、
実際にレッスンをする場合、歌であれ楽器であれ、『身体の使い方』を教えるシーンも多いです。

そうすると、1方向からだけの画面だとどうしても分かりづらい部分が出てきます。
歌で言えば、先生が見本として見せてくれている息遣いのニュアンスが分からなかったり、
ギターなどで言えば、手元がよく見えなかったり。といった具合です。

逆に、先生の動作がよく見えないだけでなく、先生も生徒さんの動作が見えづらいことでもあるので、
生徒さんが先生の真似をした動作をしたとしても、
先生が、『正しい』かどうかを判断しづらいということもあります。

こういった意味で、『生と画面』により、レッスンの進捗にも多少影響が出る可能性があります。

オンラインはよくない?

対面レッスンとの違いを述べましたが、ネット環境に影響されるだの、レッスンの進捗に影響する可能性があるだの、
なんだかデメリットが大きいように感じられたかもしれません。

たしかに対面の方がレッスンの内容が充実しやすいとは思います。

しかし、だからといってオンラインではダメなのかというとそうではありません。
実際のレッスンでは、オンラインのタイムラグなどの特性を考慮し、一緒に先生の演奏に合わせるのではなく、
まずは生徒さんに歌ったり演奏したりしてもらい、そこに対して先生がコメントをするという方法の他、
それに追加で、レッスンで習ったことを踏まえて生徒さん自身で動画などを録ってもらい、
動画添削という形で先生がコメントをする方法などをとっています。

これであれば、タイムラグは気にせずレッスンをすることができます。

そして何よりオンラインの最大のメリットは、
『好きなところからレッスンできる』
という点でしょう。

まとめ

昨今のコロナで『極力外出したくない』、というパターンばかりではなく、
外に出ることができない特別な理由がある方もいらっしゃるでしょうし、

単純に『家から出るのがめんどくさい』という方もいらっしゃるでしょう。
そういった方には、家からでも気軽にプロのレッスンを受けることができるオンラインレッスンはとてもオススメです。

そして、お伝えしたいすごく大事なポイントとして、
『上手になるかどうかは、本人の意識次第』
ということです。

対面のレッスンだから上達するとか、オンラインだから上達しないとか、
そんなことはなく、『上手くなりたい気持ち』が強い人であれば上達します。

そうして、レッスンをやっていくうちに、『どうしてもココがオンラインでは分からない!』
というような熱い気持ちが出た時に改めてレッスン方法を検討する。くらいで良いと思います。

そのため、少しでも『音楽教室』に通ってみたいと考えられている方は、
直接スクールに出向くまで気が乗らなければ、一旦『オンラインレッスン』で
無料体験をされてみてはいかがでしょうか?

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