今回の記事では『今音楽教室に通う大人が増えている』という噂について、
実際の筆者の経験談なども含め考察していこうと思います。
現在音楽教室に通うことを検討されている方は、是非参考にしていただければ幸いです！
時間が生まれた『大人』達
昨年からコロナウィルスの影響で、感染対策のため「在宅ワーク」への移行の流れが大きくなり
通勤時間がなくなった方や、生活リズムが変わった方など多いかと思います。
しかしそこで新たな問題が発生しました。
それは『自分の時間が増えたのはいいが、やることがない』。
通勤ワークの筆者からすると在宅ワークはなんとも羨ましい悩みではありますが、
悩まれている方からすると割と深刻な悩みかと思います。
では『余った時間』をどう使おうかと考えた時に、
『今まで時間がなくて挑戦できなかった趣味』に使おうと考える方が多いようです。
そこで人気があるのが『音楽教室』です。
なぜ『音楽教室』を選ぶのか？
筆者が勤めているヴォーカル教室でも、
コロナウィルス流行後には趣味の一環として習いに来る生徒さんがかなり増えたように感じます。
なぜ『音楽教室』なのか？
実際に勤務先の生徒さんの声を聞くなかで、
一番多いのが「好きなアーティストのように歌えるようになりたい」というフレーズ。
この記事を読んでいるみなさんも、
きっとテレビやYouTubeなどで見たアーティストに憧れた経験はあるのではないのでしょうか？（無いって人は許してね）
ただ、時間の経過や置かれている環境によって自分自身で諦めてしまい、
自分と憧れのアーティストは住む世界が違うんだと『普通の一般人』になってゆく…
しかしそれは悪い事ではありません。
皆それぞれが、それぞれの分野で世界を回しているのです。
今置かれている環境でも誇りを持ちましょう！
と、少し話がずれましたが、そうして一度諦めた夢でも、心のどこかでは憧れのアーティストのようになりたいと気持ちが残っているかと思います。
そして、大人になり働き始めることで自分自身で使えるお金に余裕を持てるようになった。
そこに突然時間ができた。
そうなったら、今まで隠れていた、否！
自分自身で隠していた、『歌や楽器が上手くなって周りからカッコよく見られたい』
そんな欲望を叶えるために『音楽教室』に通うのではないかと思います。
音楽は子供の頃からやらないとダメ？
『音楽をやりたいけど、今からじゃ遅い』
と思われる方も少なくないと思います。
たしかに、実際プロのミュージシャンの方には、子供の頃から音楽に触れている方も多いですし、
子供の時の方が、何かに没頭できる時間が多かったり、そもそも物覚えがよかったりするので、
小さい時から音楽をやっているほうが正直レベルは高くなりやすいです。
しかし、音楽をやること自体には年齢は関係ありません。
今までまったく音楽の経験がない方でも、『とりあえず始めてみる』ことで、
確実に技術はつけることはできます。
以前テレビで、52歳でピアノを始め、
『ラ・カンパネラ』という難曲を弾かれる漁師の方が紹介されていました。
これはすごく良い例だと思います。
最終的にどこまでのレベルを目指すかによって変わってはきますが、
少しずつでも練習をしていけば、『これができる』といえるレベルには
なることができます。
最後に
先程、『プロのミュージシャンは、子供の頃から音楽に触れている方も多い』
と述べましたが、昨今SNSなどの発達によって、常に常識が変化し続けるこの世の中で、
誰にでもプロになるチャンスがあるのではないのかと思っています。
実際にあいみょんやYOASOBIなどもYouTubeきっかけでデビューしたアーティストです。
また通われる生徒さんの中では、50代でバリバリにライブ活動をされている方や、
70代で初めてオーディションに参加される方など多種多様です。
一度切りの人生。改めて『夢』に向かうのも悪くないかもしれません。
そして、筆者の経験上、音楽をやることで人生が豊かになると思っています。
今まで絶対に関わらないような人と関わり価値観が変わったり（ゴリゴリ刺青が入ったイカツイ人が実は優しかったり）、
単純にストレス発散や、歌や楽器が上手くなることで自分に自信がついたりなどなど…。
メリットはたくさんあります！
みなさん！
コロナウィルスによって新しくなった生活様式でも、
新しいことに挑戦する事で是非『憧れ』を実現しましょう！
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